SSブログ

1550 妙見崎=土庄町大部(香川県)こぼれ美島と岬を見ながら行く小豆島北側の県道でもまた採石場と遭遇 [岬めぐり]

*DSCN9901 (1).jpg
 小豆島の北側を走る県道26号線を西へ、小豆島町から土庄町へ入ると、灘山というバス停名が、バス前方の行先運賃を示すモニターに表われた。この付近からは採石場のような場所や、赤みを帯びた岩の崖があったりする。
*DSCN9905 (1).jpg
 灘山地区というのは、採石場や石材の加工工場などが多くあるところらしい。瀬戸内海の島の旅は、採石とはあちこちで縁があるようだ。小豆島もまた、採石の歴史は古く、大阪城の石垣の石を切り出したのも、この島の北部からだったはずという記憶がある。
*DSCN9909 (1).jpg
 相変わらずの雨の中、西へ走るバスの前方の海には、小さな島影もチラチラするようになる。そこらへんが大部港(おおべこう)の沖合の海になるはずだろう。
*DSCN9910 (1).jpg
 道路脇を整備して、展望台の施設ができているところがあった。ちゃんと名前もあって「こぼれ美島展望台」という。大島、中の島、弁天島と名前は3つしかないが7〜8の島が散らばっている。それは、古くから美島と呼ばれてきたらしいが、なぜ「こぼれ」なのかがわからない。ポロポロとこぼれ落ちたようなという意味なのか。
*DSCN9912 (1).jpg
 大部へ着く手前に、小部という集落もある。ここでは(大部おおべ)と(小部こべ)なのだ。まことに地名は一筋縄ではいかない。神戸市には神戸市立の小部小学校というのがあってそれは(おぶ)、同じ兵庫県の小野市には大部小学校というのもあるがそちらは小豆島と同じく(おおべ)。
*DSCN9913 (1).jpg
 小豆島の大部にも大部小学校があったのだが、今では統廃合でなくなっているようだ。その大部の港からは、岡山の日生港(ひなせこう)とを結ぶフェリーが日に5便、出入りしている。小豆島北部での玄関口に当たるのだが、この航路は岡山県備前市日生町の瀬戸内観光汽船が運行している。乗船時間は約1時間だから、姫路港からくるよりはこっちのほうがだいぶ早い。ただ、日生の駅はJR赤穂線なので、山陽新幹線から相生で乗り換えてこなければならない。
 そういえば、日生の付近も岬めぐりのバスで通ったことがあった。
*DSCN9914 (1).jpg
 妙見崎は、こぼれ美島の向こう側に張り出している。上から見た地図では丸い出っ張りなのだが、横から見ると薄く細くなっている。地形図では、そこもやはり採石場の跡なのかと思えるような崖と平地になっている。
*DSCN9915 (1).jpg

▼国土地理院 「地理院地図」
34度33分10.27秒 134度15分52.20秒
スクリーンショット 2018-12-14 8.24.07.jpg
dendenmushi.gif四国地方(2018/10/11 訪問)

@このブログは、ヘッダー、サイドバーをも含めた、全画面表示でみることを大前提としています。スマホでご覧の場合も「表示切替」で「PC」を選んで、画面表示を切り替えてご覧いただけるとうれしいです。

にほんブログ村 その他趣味ブログ
その他珍しい趣味へ

タグ:香川県
きた!みた!印(27)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

きた!みた!印 27

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。