028 しまなみ海道=今治市上浦町甘崎・尾道市瀬戸田町荻(愛媛県・広島県)ここも改めて岬めぐりが必要なところだから [岬めぐり]
これもムリヤリ組である。とりあえずはバスで今治から尾道までを通り抜け、走り過ぎたというだけの記録である。岬も鼻もたくさんあるが、眺めて通過するだけ。ここは八つの橋で瀬戸内の島々をつなぎながら、ときには島の中で一般道も走る。橋には自転車や歩行者も歩ける歩道がついていて、生活道路でもあるが、同時に道の駅などもあちこちにつくって、観光道路との両立が狙いらしい。
ここはまた、来島・因島と水軍の道でもある。今治を出るとすぐに、来島ドックのクレーンを見ながら、来島海峡大橋を渡り、大島を経て塩のCMの伯方島を通る。大三島も通るが、ここには大山祇神社がある。この島の向こうは生口島で、この海峡が愛媛と広島の県境になる。
愛媛県側の突端が多々羅岬で、県境の水道にはその名も瓢箪島という小さな島があるが、あのひょっこりひょうたん島のモデルかもしれない。
瀬戸田の耕三寺には昔には二度来たことがある。因島にはご丁寧にもお城までつくったのか? 向島は夏休みを叔母の家で過ごした、懐かしい思い出があるところだ。尾道水道を高くまたぐ道の下には、今でもあの渡船が往来しているのだろう。その渡しに乗って、千光寺の石段を何度も昇ったものだった。
道ができて変わるものもあれば、変わらぬものもある。
▼国土地理院 「地理院地図」
34度14分50.22秒 133度2分43.05秒 34度15分37.22秒 133度4分55.30秒四国・中国地方(2002/09/26 訪問というか通過))
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