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025 鵜崎=淡路市岩屋(兵庫県)明石海峡大橋の袂までは行っているのだがちょっとムリヤリ過ぎるので… [岬めぐり]

 その昔、山陽本線の蒸気機関車が引っ張る列車に乗って、ここを通るときは、自然に車窓に淡路の島影を追っていた。そして、「淡路島通う千鳥の鳴く声に幾夜寝覚めぬ須磨の関守」というそれしか知らないご当地ソング(歌)が浮かんできた。
 今は、明石海峡大橋が一跨ぎで、本土側は岬と関係のない垂水・舞子から高度をあげる道路が、そのまま高い橋につながっていくが、淡路島側に降りたところ岩屋のICのある辺りは、その名も鵜崎という。

 が、有り体にいって、これはほとんど岬めぐりに入れるためのこじつけのようなものであると、正直に告白しておこう。
 本当は、島の北端にあたる松帆の浦というところへも行きたいところだが、車で行動するというのもそれなりに不便なものである。とくに他人が運転する場合はなおのこと…。

 海峡と橋を見はるかす園地には、この橋を支えているワイヤーとその断面が、モニュメントのようにしておいてある。いやー、すごい技術力だと感心する。こういう人間の英知と技術が、陳情や談合や汚職や天下りやボスやゴロや政治献金やパーティ券や入札や元請け・下請け・孫請けや指名業者やピンハネや丸投げや税金の無駄遣いや…その他もろもろの政治状況と社会環境の上にしか発揮できないのだ、という現実が情けないのだ。
 「地図に残る仕事」というどこぞの建設会社の名文句があったが、いいねえ、そういう仕事も…。
 南に島を下って行くと、北淡震災記念公園というのがある。例の野島断層が保存してあるところだ。そこは観光気分でガヤガヤと行くところではない。
 なにやら、人間の英知だの技術だのを、せせら笑うかの如くだ。

▼国土地理院 「地理院地図」
34度34分33.29秒 135度1分30.15秒
25うざき-25.jpg
dendenmushi.gif近畿地方(2002/10/17 訪問)

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タグ:兵庫県
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