1021 サンコタン岬=根室市豊里(北海道)「日本人はなぜ Google より Yahoo! が好きなのか」その答えのひとつ [岬めぐり]
先頃、どこかのページで「日本人はなぜ(Google より)Yahoo!が好きなのか」という見出しを見かけた。検索技術はYahoo!もGoogleのを使っているというし、専門的なことはさっぱりわからないが、一ユーザーとしての私見では、やっぱりGoogleよりはYahoo! JAPANである。英語を使わない(使えない)せいはあまり関係ないと思うが、だいたいGoogleのあの間抜けな検索トップ画面は?である。Googleのロゴの右下に「日本」と付け加えたのもYahoo! JAPANを意識してのことか。
それに、なんていったって、インターネット初期の頃は、検索といえば Yahoo!だったし、ブラウザはNetscape Navigator(ネスケ)によくお世話になったものだが、その日本語版の供給にはYahoo! JAPANもからんでいたので、なにしろ長いなじみがあるのだ。
また、検索の上位に出るように操作する技術や会社もあって、Googleがそれらのチェックをしているというニュースも、最近のことだった。毎度しつこく指摘している、中身のない場所ふさぎの大手情報会社のページは、削除ができんのならせめて検索の最後にだけ出るようにしてくれんかな。それやってくれたら、Google 好きになってやってもいいぞ。
地図に関しては、最近のことではない。もうだいぶ昔になるあるときから、Yahoo!地図もZENRINのソースになって住宅地図に切り替わってダメになってしまったが、Google Map がそれに比べて格段によいとも言えない。目くそ鼻くそのどっこいである。
どこやらの官庁か何かが、Google Map を使わないように指示したとかいうのも、近頃のニュースにあったことだった…。事情の詳細は知らないが、その気持ちはよくわかるような気がした。それは、次の一事にも象徴される。
前々項では、北方領土のことを書いたばかりだ。このときは国土地理院の地図だけを使ったが、せっかくなのでついでにネット地図ではYahoo!地図とGoogle Map で北方領土をどのように表示しているかを比べてみると、以下のようになる。
○Yahoo!地図 ↓
○Google Map ↓
「日本海」を「東海」にせよという理不尽な横車に押されていいなりになったりしたが、それについてはどうやら日本向けと韓国向けを使い分けて?急場をしのいだようにみえるGoogle Mapだが、北の方までは手が回らなかったらしい。というより、日本語とロシア語の併記だから、彼らとしてはそれが妥当という結論(つまり確信犯)と理解すべきなのだろう。…と書いていた…ところが…。
実は、ほんの数日前にこのロシア語地図の画面キャプチャーを取ったのだが、いざ公開しようとして、26日夜に確認してみると…。なんと、ロシア語が表記が消えていた!! さては、気取られたか。
やはり日本の評判を気にしたのか、新しいGoogle Mapでは消したようだ。
それでは、と竹島を見ると、鬱陵島からの航路の点線は残して韓国の支配を強調しているようだし、尖閣諸島については、ローマ字と中国語読みらしい表記が併記してある。官庁のGoogle Map使用禁止指示は、まだ有効のようだ。
実は、ほんの数日前にこのロシア語地図の画面キャプチャーを取ったのだが、いざ公開しようとして、26日夜に確認してみると…。なんと、ロシア語が表記が消えていた!! さては、気取られたか。
やはり日本の評判を気にしたのか、新しいGoogle Mapでは消したようだ。
それでは、と竹島を見ると、鬱陵島からの航路の点線は残して韓国の支配を強調しているようだし、尖閣諸島については、ローマ字と中国語読みらしい表記が併記してある。官庁のGoogle Map使用禁止指示は、まだ有効のようだ。
北方領土の国後島も、サンコタン岬の北方遠くの水平線に、どうかすると見え、どうかすると雲に隠れる。国後島には2000メートル近い高山もあるが、肉眼ではやはりかなり小さくしか見えない。その南端のケラムイ崎は、サンコタン岬の北北西に進路を取り、32キロ先にある。
国土地理院では、北方領土の地図にも、できるだけ地名を表示しており、それをみると、これらの島々にはまたたくさんの岬・崎が記してある。
だが、でんでんむしの岬めぐりで、そこを訪れる可能性はきわめて低い。いや、まず不可能だろう。
トーサムポロ沼を協力橋で渡ったバスが坂道を上ると、標高10〜20メートルくらいの台地の上を、さらに西へ走る。
すると、バスの進行方向右手に、平らな緑が海に終わるサンコタン岬が現れる。
トーサムポロにしろサンコタンにしろ、あきらかなアイヌ語だろうに、これらについては探し方が悪いのかもしれないがまったく情報が得られなかった。それは、次のノッカマップについても同様なのだが、こういうアイヌ語源の情報の偏りは、どのようにしてこうなるのか、それも不思議なことだ。
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