番外:柏崎からのハガキ=「ザ・ホテルシーポート」と中越沖地震 [番外]
私信というわけではないので、公開しても差し支えないだろう。先ごろ、こんなハガキをもらった。
差出人は、このブログで5月のはじめ頃にアップしていた、上越の岬めぐりで訪れ、一宿二飯の世話になった「ザ・ホテルシーポート」である。
中越沖地震
この辺りが地震の被害に見舞われたのは、岬めぐりで訪問してまだ間もない頃で、米山も青海川も柏崎も刈羽も、地震のニュースで生々しく伝えられた。災害の多いこの国では、次々と起こってつぎつぎと忘れ去られていくが、自分に多少の縁ができたところのことは忘れない。
とくに、このホテルがあるところは恋人岬の崖の上でもあり、見覚えのある青海川の駅の土砂崩れ現場がテレビに映し出され、あのホテルは大丈夫だったのだろうかと、心配していた。
So-netのこのブログを始めて、満1年になる。今ちょうどユーザーアンケートをやっているので、それにもちょっと書いておいたが、このブログの最大の欠点は、過去の書き込みを探して辿ることが、非常に困難で不便であるということだ。記事一覧は、最新の書き込み最大20件を除いて、どこにも出ないシステムになっている。だから、検索で覗いてみたというほとんどのイチゲンサンの人も、ちょっとみてちょっと帰るだけだろう。前に書いていたエキサイトブログなどは、カレンダーである月を指定すると、その月分の書き込みのリストがでる(もちろんボタンで)ようになっていたが、So-netではそれもない。ザ・ホテルシーポートの記事がどこにあったのか、探せる人はほとんどいないはずである。
そこで、この該当の項目にだけ改めてリンクをつけてみた。
110 聖ヶ鼻=米山崎(新潟県)飛べよ鉄鉢!鳴れよ鳴神!
111 鴎ヶ鼻=恋人岬(新潟県)鍵を掛けられる愛などないけれど…
112 番神岬=番神堂・柏崎(新潟県)神も仏もかなわない
113 観音岬=椎谷・柏崎(新潟県)原発を超えて
まあ、「ひきこもりブログ」を自認しているでんでんむしの場合は、大勢の来訪者を求めているわけでもないし、こちらから進んで出かけて行くこともしないので、どうでもいいといえばどうでもいい。
けれども、“どうしてそうなるのか”の説明と納得は欲しいところであるので、なぜ「132」と「140」の項目だけ、異常にカウンターが上がるのか、そういうことは知りたい。そういう要求に応えられる合理的なシステムだと、ありがたい。
「少しずつですが、いつもの夏に戻っています。」とハガキにはあった。またいつか、機会をつくって再訪したい。
どんな困難にあっても、耐え忍びつつ、たくましく乗り越えでいく人間も、またすばらしい。
2007/08/15 終戦記念日に
37度21分6.69秒 138度29分19.92秒
北越地方(2007/04/20 訪問)
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