1547 ヒラレノ鼻・材木ノ鼻=姫路市家島町坊勢:松島(兵庫県)国道436号線の海上区間をフェリーは走る [岬めぐり]
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姫路港と小豆島の福田港を結ぶフェリー第五おりいぶ丸は、四国フェリー系列の小豆島フェリーが運行している。2014年進水・就航しているこの船は、1326総トンで、旅客定員は490名、車両積載数は乗用車56台だという。
それより2年早く進水していた姉妹船の第三おりいぶ丸も、同様の積載量だが、この二隻で姫路・小豆島航路は、1日に7往復している。所要時間は100分で、距離は41キロある。
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オツヅノ鼻を過ぎ、小さな無人島を過ぎるあたりから、南にいくつかの島影が見えてくる。と、向こう側の反対航路をこちらに向かってやってくる船があった。
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これが、福田港を出て姫路に向かう途中の第三おりいぶ丸だった。
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すれ違って行く第三おりいぶ丸。その向こうには、平たい島が見えるが、これが桂島だろう。松島からは1.5キロくらい離れている北東側の海上には、この桂島をはじめとして、小フツラ島、大フツラ島、長島、三ッ頭島と5つの島が浮かんでいる。それも、ほんのかすかに、なんとかあるのがわかるという程度でしかない。
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したがって、そのさらに向こうに大きく横たわっているはずの松島は、わずかにそれらしい島影が薄く見えた程度で、はっきりと確認することができない。その見えない松島とかすかに見える小島の所在地は、家島町坊勢となる。これらが家島諸島の南端に位置する。

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松島の北東の端がヒラレノ鼻で、南西の端が材木ノ鼻なのだが、晴れていればきっとそれも見えたであろうということで、見えない岬ながらも項目だけは立てておくことにする。
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第三と第五、二隻のおりいぶ丸が行き来するこの航路は、実は国道を兼ねている。そういう例は他にもいくつかあるが、小豆島を経由しながら姫路と高松を結ぶ国道436号線の海上区間にあたっている。当然、小豆島と高松の間にも同様の海上区間はあることになる。
その海上の国道を走って、どこかで海上の県境を越え、第五おりいぶ丸は小豆島を目指している。
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