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1339 竹居観音岬=高松市庵治町(香川県)お天気も回復して庵治半島の北端から瀬戸の海の風景を楽しむ [岬めぐり]

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 庵治半島の公共交通機関は、高松市の中心街から西海岸を庵治温泉まで行く路線バスがあるきりなので、これに乗って終点まで行き、そこから瀬戸の島々を眺めながら江の浜を北東に向かう。目指すは庵治半島の最北端にある竹居である。
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 竹居観音岬は丸い小山が飛び出した小さな尾根の先で、岸壁に囲まれた岬はまるで整形でもしたかのように整っている。これも岬によくあるスタイルだが、尾根を開削して道路が乗り越えている。地理院地図にも神社マークがあり、観音堂などがあるのだろうが、それは岬の東、笹尾側にあるようだ。
 竹居からは南東に向かって、半島の東海岸が下っていくので、竹居が庵治半島の最北端になる。
 観音岬の先に浮かんでいる島は、志度湾の塩屋海岸から見えていた高島。
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 ここから東に横から見ていることになるが、そこまで3.4キロある。
 お天気もいいから、島もきれいに見えている。やっぱり、景色を見るのはこうでなくっちゃね。とくに海は…。
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 その左手から小豆島も北側に大きく広がっている。いちばん距離的に近いのは、ほぼ北正面にある黒崎まで7キロ。正面はわかりにくいが黒崎の右手(東)に土生の町が白く見える。
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 高島のさらに北東の島影が切れるところは、小豆島最南端の釈迦ヶ鼻になる。小豆島の岬めぐりは、いずれ改めてやらなければならないが、ここは結構大きな島であるうえに、でこぼこも激しく、加えて交通機関がどうなのかも心配なので、どうなることやら現時点での予測はつけがたい。
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 ともかく、ここまできて、やっと小豆島もちゃんとはっきり視認できたということを記録しておきたい。
 岬の端から竹居集落の北の端まで、350メートルの静かな砂浜が続いている。内海の波打ち際は、外海に面した浜と違い、ほんど波が打ち寄せるということもない。だが、潮の干満がつける波の跡のような模様が、砂浜に浮かび上がっている。
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 やはり少しだけ赤っぽい砂浜には、足跡ひとつない…。
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 …と思ったら、こっちのほうにはたくさんありました、足跡。
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 おやおや、会議中でしたか。おじゃまします。
 ネコの会議というのは、岬めぐりでもときどき遭遇するが、ここでは写っていないのを含めても出席者がそう大勢ではないので、会議というよりミーティングなんでしょう。
 備讃諸島と名がつけられているが、高島から西にかけては、小豆島のほかにもっと小さな島がたくさんばらまかれている。備前と讃岐の間の島々というのだからその範囲はもっと北に広がっていて、豊島や近年ベネッセが力を入れ売り出し中の直島の周辺の小島まで含む。そこらまでまだ香川県なのだ。
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 竹居海岸から真北に1キロ先に浮かんでいる島は、稲毛島。
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 南から見るとふたつの島のように見えるが、ちゃんとつながっていて、「^」のような形をしている。南東の端には白い灯台があり、中央の凹んだ磯には遊漁船らしい船が浮かんでいる。まさに瀬戸内海の風景である。でんでんむしにとっても、昔なつかしいような…。
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 その西にあるのは、兜島、鎧島そして大島と続く。
 竹居では漁業者の住居と漁港は、実質的に最北端となる無名岬で東西に分けられているようで、集落の西には漁港だけがある。その高い堤防の間の遠くからは、大きな丸いタンクをいくつも載せたLPGタンカーが走ってくる。浦賀水道ほど賑やかではないが、往来する大型の船舶も瀬戸の海の点景なのだ。
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▼国土地理院 「地理院地図」
34度23分54.66秒 134度8分24.46秒
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dendenmushi.gif四国地方(2015/11/03 訪問)

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タグ:香川県
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