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1206 周防大島から関門海峡まで=周防灘・響灘の岬はまだ…(山口県)2015空からの岬を眺めてみる…4 [岬めぐり]

 地図を見るときには、無意識のうちに県単位でそれを認識しようという意識が働く。そこで、せめて空から岬を眺めようというときには、県境を越えて繋げてみる必要がある。
 瀬戸内海の島々の南には、かすかに四国の岬や半島や山が見えた。広島の倉橋島の南には、戦艦武蔵で有名な柱島があり、周防大島から東に連なる防与諸島が愛媛の松山まで点々とつながる。
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 周防大島の西隣に飛び出している半島と島が、伊予灘と周防灘を分け、でこぼこと細長い島が、中国電力の原発計画地でもめている上関町である。
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 その南、少し遠くに霞んでいるのは、佐田岬半島である。上関からは南に50キロ近く離れているので、こうして空から眺めるときしか、一望に捉えることはできない。
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 飛行機は岩国から周南市(というより徳山というほうが年寄りにはわかりがいいのだが)の内陸を飛び、笠戸島や徳山下松港周辺の入り組んだ海岸線を眺める。tokuyama-2.jpg
 三田尻から今では新山口と呼ばれている小郡の南、秋穂湾や山口湾と、周防灘の海岸にはでこぼこも多くて岬もたくさんあるのだが、この辺りはまだ行っていない空白地域である。
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 実はこの付近も以前に、140 飛行機の窓から見た瀬戸の岬として取りあげていた。
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 この辺りから南には、九州は大分県の国東半島が望める。防府の海岸からは36キロしか離れていない。丸い半島の手前に見えるのは姫島である。地図で徳山から国東半島を結ぶ点線は、スオーナダフェリーの運行航路で、2時間で山口と大分を結んでいる。この航路も、一度乗ってみたいと思ってはいるが…。
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 さらに西に続く宇部から小野田にかけては、黒崎宇部岬本山岬などいくつかの項目はあげている。
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 ここまでくると、今度は福岡県の北九州市が、もう目と鼻の先といってもいい距離に近づいてくる。
 関門海峡の東の海域の南には、遠く北九州空港の人工島が浮かんでいる。ここも一度訪れたことがあって、その記録も139 岳ノ鼻=新北九州空港(福岡県)としてムリヤリ岬にかこつけて…いた。

 その北から早鞆ノ瀬戸の先端にあたる部崎などへは、今回も考えてはみたのだが、結局バスの時間が折り合わず行けなかったので、ここらもまだ積み残しになっている。
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 福岡空港をめざしている飛行機は、ここで大きく北へ回り込みながら着陸態勢に入り、下関の西海岸、響灘の南部に当たる海岸線を見せてくれる。
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 むりやり番外で岬にからめていた竹ノ子島から、六連島と沖ノ瀬の人工島があり、そこから北に村崎ノ鼻、串本岬、網代ノ鼻、眼ノ崎、そして黒島の漁港の北(手前)には戸屋ノ鼻が半分姿を現す。
 少し飛んで北には、以前に長門海岸の岬めぐりで訪れた、笠松ノ鼻犬鳴岬などにつながっていく。

▼国土地理院 「地理院地図」
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dendenmushi.gif中国地方(2015/03/27 訪問)

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