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1204 羽豆岬から御崎まで=三河湾から伊勢湾そして瀬戸内海へ(愛知県・兵庫県・岡山県)2015空からの岬を眺めてみる…2 [岬めぐり]

 飛行機の座席のポケットには、航空会社のPR誌がある。たいていは読む気にもならない人畜無害記事でかっこうだけは体裁よく埋まっているが、そのなかででんでんむしがたまに開くページは、巻末の航空路の地図と機内放送の音楽番組表だけである。
 機内放送と言えば、だいぶ昔の同じ飛行機ネタのなかで、このイヤホンが聴診器のようなケーブルを耳に差し込む感じが痛くて、きわめてよくないと書いた記憶がある。近代的な技術の粋を集めた航空機のなかで、このイヤホンだけが妙に時代に遅れたヘンな感じがしていた。いつ頃からかこれが耳当てのついた普通のイヤホンに切り替わり、やっと使えるイヤホンになっている。
 で、航空路のほうは地図の上を、幾何学的に直線が交叉しているのだが、それを見ても、自分の乗った飛行機がどの線の上を飛んでいるのかはよくわからない。
mikawaiseW-1.jpg
 おそらくは、誘導ビーコンか何かそのようなポイントを辿りながら飛んでいるのだろうが、富士山の北側がきれいに見える航路を飛ぶということは、かなり内陸、アルプスの上を飛んでいるのだろう。御前崎は視界に入らぬまま、次ぎに見えてくるのは三河湾である。mikawaiseW-2.jpg
 地図は北を上にするのが原則だが、ここは飛行機の南向きの窓から下界を眺めているので、それに合わせて180度回転させてみた。
mikawaisewM.jpg
 渥美半島が伸びているのはわかるが、その先端の伊良湖岬ははっきりとはわからない。そのかわり、知多半島のほうが近くにある分だけよく見えて、その先端の羽豆岬とおぼしきところはわかる。
 実は、ここも以前に飛んだ空から見る岬・その2=知多半島から伊勢へ(愛知県・三重県)豊橋上空あたりから南西寄りに進路を変えて…のほうがきれいに見えていた。
 西海岸には岬がない知多半島では、伊勢湾に飛び出した中部空港(セントレア)が見える。セントレアについても書いていたなあ、と昔の岬めぐりの記憶が蘇る。これも肉眼でははっきり見えたが、写真にしてみると、よく見ないとわからないほどだ。
awajisima-1.jpg
 琵琶湖の上を飛び、岬のない大阪湾を過ぎると、神戸の和田岬の先に淡路島がその巨体をながながと現してくる。明石海峡大橋(025 鵜崎233 鵜崎)も、写真ではどうにかわかる程度で、島の西海岸が一望できる。淡路島西海岸も岬は少ないが、ここもまだ完全に歩いていない。バス路線がないか、あってもきわめて不便にできているからだ。
awajiM.jpg
 播磨灘を眺めながら飛ぶと、家島諸島があり、その西には小豆島が続く。家島は兵庫県姫路市だが、岬のやたら多い小豆島は香川県であるが、どちらも島嶼部を後回しにしている岬めぐりでは、まだ行けていない。awajisima-2.jpgiesimasyodosima-1.jpgiesimasyodosima-2.jpg
 玉野市周辺の岬めぐりも、米崎大入崎波張崎出崎、そして鼻操鼻雁山岬などなど、ひととおり終わっているが、直島諸島なども後回し組だ。
iesimasyoudoM.jpg
 備讃瀬戸から塩飽諸島が続き、その間に瀬戸大橋(瀬戸中央自動車道とJR瀬戸大橋線)が南に向かっている。その先は四国の香川県は宇多津・多度津である。この付近も岬は少なく、むりやり項目を立てていたはずだが、手前の岡山県側は下津井・鷲羽山の燈籠崎久須美鼻などで取りあげている。
setooohashi-1.jpg
 水島の工業地帯の西には、帆崎傍示ノ鼻があり、三郎島をはさんで青佐鼻がある。
 四国の多度津から岡山県の西端笠岡の御崎に続く海域には、塩飽諸島から備讃諸島のさまざまな島が連なる。ここにも、数は少ないながら岬はあるのだが、はて、いつになったらどうしたら行けるやら…。
shiakuM.jpgshiaku-2.jpg
 四国側に大きく張り出している半島は、詫間半島である。ここはとりあえず行ったという申し訳程度に項目にあげている。

▼国土地理院 「地理院地図」
miakwawmizusimaM.jpg

dendenmushi.gif東海・近畿地方(2015/03/27 訪問)

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