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番外:「過去3カ月間でアクセス数の多い記事ベスト3」と項目別アクセスのナゾ:観察研究その5(So-netブログの七不思議17) [番外DB]

 「So-netブログの七不思議」と題して、ソネブロのわからないこと、不思議なことを書き始めたのは2009年末のことで、それから数えて七不思議も17項を数えることになった。当初は“七不思議”だから7回でやめるつもりだったのだが、なかなかソネブロの不思議にはキリがなくて、疑問やら問題提起やらいろいろ含めてだらだら続けることになった。
 なかには、「お前そんなこともわからんのか」という程度のこともあろうが、ソネブロの説明は全般的に不得要領で、無造作に使われている言葉の意味すらでんでんむしにはわからないことが多い。でんでんむしに理解できないことは、まず普通の多くのユーザーにとっても同様ではないかと思われる。
 なんでも知りたがり屋のでんでんむしが、今回はブログ経緯の記録の意味も込めながら、So-netブログでは表出するすべてがランキングになっているが、その算出根拠・要素(これもソネブロは公開していない)の中でも基本中の基本であるはずと想像される「アクセス数」(この用語の定義も実はよくわからなかったのだが、これは次項で)についての疑問である。
 これには、ユーザーは主に、「ブログレポート」と「アクセス解析」ふたつの情報がそれを知るよりどころとなる。
■「過去3カ月間でアクセス数の多い記事ベスト3」の移り変わり
 So-netブログ事務局からは、毎月「ブログレポート」が送られてきて、その《後編》では、「過去3カ月間でアクセス数の多い記事ベスト3」というのが、データ抜きで順位によって示されている。
 いつも、ふ〜んと言って見過ごしているが、それは無関心なのではなく、いくら見てもそれ以上なにもわからない、なるほど!というところがない、だからなんなんだ! なんでやねん!と言いたくなるからである。
 今回、最近のメールをほじくり出して、2014年3月分からの「ベスト3」を並べてみると、このようになった。
komokubetu3.jpg
 2回以上ベスト3に上がっているものは色分けした。こういうところまで1位2位というのが、いかにもランキング好きなソネブロらしい。「過去3カ月間」ということは、ダブっていることになるのだろうか。どちらにしても、傾向としてどの記事のアクセスが多かったかを知ることはできる。
 ただ、どうしてそうなっているのかはわからないが、それはSo-netでもわからことないのだろう。
 この期間限定でいえば、「月島界隈」の51番「消えてしまった石川島…」(桃色)が6回もベスト3に並んでいる。それも、3月に上がっていていったん姿を消してまたぶり返している。随分息長くアクセスが続いているということになりそうだが、これはなんだろうか。
 次に多いのは、「石垣島だより」の「捨て石とマラリア…30」(空色)の4件だが、3件の「229 亀ノ島鼻…」(肌色)についてはそれと同じ三重県の伊勢鳥羽付近の項目が前後して並んでおり、箱根駅伝の予選会方式でいえば「230 神前岬」(黄色)「228 崎山岬」(みかん色)と合わせれば団体戦勝利と言える。
 色のついていないのは、それ単独ということだが、緑色の「159 雄美岬・猿多岬」の項(薄緑色)これについては後述)はこれまでずっと当ブログでは最多アクセス数をたもってきた項目である。一時的にせよ、横須賀の走水の岬(薄紫色)のアクセスが急増するのも、不思議なことだ。伊豆大島の「番外:地層切断面」(灰色)については、ある出版社からこの写真を使いたいという依頼があった時期と符合はしているがそればかりとは思えない。
 全体的に見ると、この欄の半分以上は「番外」項目で占められており、メインテーマである「岬めぐり」の項目が半分もないというのは、やはり個々の岬についてはマイナーな興味であって、さほどの広い関心を集められていないとみていいのだろうか。
 とにかく、なぜこの項目が…?というところ、その理由や背景は、知りたいと思ってもなかなかわからない。もともと不特定多数の浮動票の動きなど、そうそうわかるものではないといえばそうだが、明らかに偏った動きを数r背景には、なんらかの原因があるはずである。「229」項のページには、その情報を求める追記もしてみたのだが、反応は皆無だった。
 こういうところに上がる項目には、新しい項目はまずない。全部ある程度昔に書いたものである。よほどブーム的な現象がない限り、時間の経過とともに積み上げられていくのがアクセス数、それは基本だろう。
 だが、なかにはいくら時間が経過しても、アクセス数が積み上がらないという不思議な項目もある。
 この「でんでんむしの岬めぐり」の「記事管理」のリストから、項目別に「閲覧数」(これも具体的にはどういう数字なのか、「アクセス数」と同じなのか違うのかも不明)という数字を拾ってみた。(数字は2014/12中旬現在)
 その結果、ブログの全項目でアクセス数の多いものと、少ないものをピックアップしてみると、以下のようになる。
 まず、その少ないほうから…。
■「閲覧数」が1000未満で少ない項目
 ここに拾ってみたのは1000未満の項目で、それも近年の項目では当然たくさんあるので、2006(平成18)年あたりから以前のものが中心になる。結果では意外なこともある。
sukunai.jpg
 最下位の「019 御浜岬」などは、経過年月からいえばもっとも古い部類に属していて、しかも場所としても伊豆半島西海岸の戸田(へた)という、富士山がきれいに見える割と有名なところである。ただ、場所は知っていても、岬の名前を知らないから検索の対象にもならない、ということは考えられる。また、「017 納沙布岬」や「008 野島崎」のような、かなり一般にも名も知られているはずの岬が、まるで不人気である。こうなると、さっぱりわからない。
 岬めぐりでは、ほとんどの岬が誰も知らないような場所で、したがって検索でもあまり上がってこないところが多い。つまり、このブログ自体が、当初から極めてマイナーな性格をもっている。
 それにしても、年月を経過してもいっこうにアクセスが増えないのは、どうしてなのだろうか。
 もちろん、「そりゃお前のはおもしろくないからだよ」とか突っ込みは自由だが、その周辺の他の項目と比べてもまったく伸び悩んでいることの説明にはならない。どうやら、こういう項目には初速からのなにか不運のようなものがあるようにも思えるのだが、やっぱりどうしてかわからない。
■「閲覧数」が4000以上の多い項目
 次に多いほうのリスト。ここでは4000以上のものを並べている。これを見ると、確かに最初の投稿記事「001 地蔵崎」もなんとかランクインしているが、時間の経過だけが決め手にはならないということも明らかだ。その項目がよく見られる、なんらかの事情がそこにはあるようだ。
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 前述のように、このリストではこれまでトップを維持してきた「159 雄美岬・猿多岬」の項が、その座を「月島界隈」の「51 消えてしまった石川島…」に明け渡している。
 前者については、佐伯さんの「居眠り磐音江戸双紙シリーズ」人気によるものであることは疑いがない。だが、石川島のほうはどうなんだろう、いったいなんなんだろう。どこかでなにかにリンクされたとかいうのが、最も考えられるが、そういうのは一過性とおもわれるが、これはもう随分長く続いている。
 これも内容云々は、とりたててどうということもないので、まず関係ないし、それが有名な岬だから閲覧数が多いということにはならないのである。18番目に「041 長崎鼻」があるが、その隣にあるはずの超有名な岬である犬吠埼は、閲覧数4000のリストには入ってこない。(因みに「042 犬吠埼」は閲覧数1,569でしかない。)
 しかも、このリストでは上位にあるのがほとんどメインの岬めぐり以外の番外項目などであって、架空の岬である「159」を除けば、実際の岬では鳥羽の亀ノ島鼻と三浦半島の燈明崎と雨崎というマイナーな岬、それに和歌山の城ヶ崎(ここは多少は曰くがあって有名かも)がベストテンにランクインしているだけである。
 こうしてリストも見ると、ますます不思議が増大してくる。(このあたりはソネブロの不思議と言うより、ブログというものの不思議さ、というべきなのであろう。)

dendenmushi.gif(2014/12/30 記)

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okin-02

今年一年のお付き合い有難う御座いました・来年もお付き合いの程、
宜しくお願い致します。

我がブログ(翁の散歩日記-2014)のアップ容量が・少なく成って来ましたので、
新年度より新たなブログ(翁の散歩日記-2015~)にて出発致します。
今後もお付き合いの程、宜しくお願い致します。
新しいブログのURL
 翁の散歩日記-2015~;http://okina-02.blog.so-net.ne.jp/

来る年が、幸多き良い年に成る事を・・・
by okin-02 (2014-12-31 10:55) 

(。・_・。)2k

今年1年ありがとうございました
佳い年をお迎えくださいね(。・_・。)

by (。・_・。)2k (2014-12-31 12:38) 

水郷楽人

こんにちは。今年1年お付き合いいただきまして有難うございました。
来年もよろしくお付き合いいただきますようお願い申し上げます。
佳いお年をお迎えくださいね。
by 水郷楽人 (2014-12-31 13:48) 

sarusan

今年1年有難うございました。
来年も宜しくお願いします。
佳いお年をお迎えください。

by sarusan (2014-12-31 15:37) 

えんや

いい年をお迎えください。
by えんや (2014-12-31 21:07) 

青山実花

1年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
by 青山実花 (2014-12-31 21:30) 

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