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1144 長手鼻=佐渡市北小浦(新潟県)海岸段丘はなく山から下はすぐに海という風景が続く内海府海岸で [岬めぐり]

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 鷲崎まで降りてきてくれたバスは、また矢崎の上を回って県道へ戻ると、そこからは一路両津へ向かう。途中、歌見の宮ノ崎まではほぼ南に、そこからは若干西寄りに南下していく。このルートが、内海府海岸で、バス路線は内海府線となる。
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 鷲崎を出ると、まずこのルートでの最初の岬は、約6キロ南の長手鼻である。しかし、そこも岬然とした地形ではなく、海岸の山がちょっと張り出して、先に岩礁がある程度だ。
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 内海府海岸と外海府海岸の違いは明確で、内側には外側のようなでこぼこが少なく、入江や目立った岬の出っ張りも、ほとんどない。したがって、海岸線は淡々と南下していく。
 県道は、北側では海岸から少し高いところを走っていくが、その両側は崖のようになっていて、外海府で続いていた海岸段丘はなく、山から下はすぐに海、という風景が続く。
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 それでも、長手鼻の北にある北小浦のように、途中途中に山裾にへばりつくようにして集落がある。そのような集落のある場所では、県道は海に沿って下りていく。
 北小浦に集落があるのは、ここから外海府の真更川に通じる山越えの道が通じているからだろうか。もっとも、集落が先か、道が先かは微妙だが…。
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 iPad mini のマップで見ると、この道路が山の上をうねうねと走っているのがおもしろいし、山から下はすぐに海という内海府海岸の特徴がよくわかる。それでも、北小浦集落の周囲では、わずかになだらかになった山の斜面を耕作している。
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 北小浦の船溜まりは、でこぼこの自然地形が利用できないので、まっすぐな海岸にコンクリートで岸壁をつくり、防波堤をめぐらしている。ここではやはり北からの風を避けようとしている。
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 こうしてみると、この付近ではかなりがんばって、人間の生活エリアを維持しているという感じがある。
 その南に、ぽこぽことこぶがふたつあるが、長手鼻の記名は上のほうにつけられている。
 比較的まっすぐな海岸では、長手鼻もかなり遠くからも見通せていた。
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 狭い道を走っているたくさんの自転車を、要領よくかわしながら、バスはどんどんと長手鼻に近づいて行く。
 やはりこの岬の先端にも、小規模ながら岩礁地帯が広がっているようだ。地図で見ているだけの印象よりは、あるいは遠くから眺めていたときの感じよりも、長手鼻は大きいように思えた。
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 岬のそばをカーブしながら越えて行くと、短いトンネルがあり、そこからまたおおきく回り込んで谷と川を越えると、またトンネル。今度はちょっとだけ長め。
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▼国土地理院 「地理院地図」
38.267651, 138.5093
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dendenmushi.gif信越地方(2014/05/18訪問)

昨日(2014・09・22)は、またしても曽根風呂に繋がらない、という状態が午後に続いていました。
ほかのところは、問題なく見ることができるのに、So-netだけいつまで待ってもアクセスできず、ログインもできなかった。これ、うちだけでみなさんのところは、平気だったんだろうか…。

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タグ:新潟県
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