703 川白岬=古宇郡神恵内村大字珊内村(北海道)積丹半島最西端の岬の写真はアレまッ白! [岬めぐり]
川白トンネルを抜けると、大字珊内村川白の集落と漁港が見えてくる。
トンネルを出たところからすぐ振り返ってみると、それがノーラン岬なのかと思うほど、よく似た岩が立っていた。
川白漁港には、「さわやかトイレ」No.その1の“漁火の厠”なるものがある。
帰ってきて、神恵内村のページでその写真を見て、「そういえば、こんなものが見えたような気もする」と思った。
川白岬は、地図にも明記されているが、この付近の岬のなかではまったく異色といってよく、山も崖も岸壁もトンネルも、なにもないのである。
ただ、漁港の北側に少しだけ展開している岩場が、そうなのだ。
地図にも明らかなように、その一部は延びてくる漁港のコンクリートに、すでに侵食されかけていて、岬らしさなどどこにもないようにも思える。
ただ、これも地図から想像を広げてみると、東の低い尾根が海に落ちるところで、山裾が削られたようになっており、そこを道路は半トンネルのような洞門でくぐり抜けている。
この尾根が、削られる前は、ゆるやかな傾斜が西の海にだらだらと下っていき、その先が広く岩礁地帯として出っ張っていた、と想像できる。
それが、川白岬だったのである。
そして、この川白岬こそが、積丹半島の最西端なのである。
最西端の岩場は、そのつもりでしっかりシャッターを押したはずだったのだが、なんと…。
どういうわけか、2枚あったその場面の写真は、2枚ともこんな具合であった…。
なんともかんとも、このところの半島西海岸の岬めぐりの写真は、失敗の連続である。
▼国土地理院 「地理院地図」
43度13分17.24秒 140度19分30.93秒
北海道地方(2011/07/17 訪問)
積丹半島の最西端は少し迫力に欠けましたねえ。
それでも、バスは次々に岬をやり過ごしながら進んでいきますね。
車内は何人くらいでした?
by ナツパパ (2011-10-07 18:04)
@ほんとね、ちょっとこれではね。せっかくの最西端なのに…。
バスはね、前にも書きましたが、盃の集落までで数人いた地元の人は全部降りてしまって、この辺りを走っているときには、わたしを入れて3人ほどでした。
by dendenmushi (2011-10-10 09:25)