番外:隅田川河口周辺の変遷(江東区“水辺のまちの形成史…400年”のパネルから) [番外DB]
永代橋の下流左岸には、隅田川テラスの堤防の内側に橋から大島川水門に至る遊歩道がある。でんでんむしの散歩コース(MAX)では、勝鬨橋から芭蕉庵と「あたけの夕立ち」の新大橋まで足を伸ばして、テラスを一周りしてくる。その行き帰りには、江東区にあたる永代一丁目付近もよく歩いていたのだが、ここの遊歩道には江東区がつくったおもしろいパネルが野外展示してある。
テラスだけを歩いていると、見逃してしまうので、永代橋の袂からすぐ細長い園地に入って行くと、これが並んでいる。“水辺のまちの形成史…400年”と銘打ったパネルは、古い地図を年代で追いながら、江東区の深川、永代付近の湾岸の変化を解説してくれる。
短期集中連載の『月島界隈』では、中央区の月島を中心にして、そのぐるりをめぐってきたのだが、その延長で中心を北に移動し、江東区も含めた隅田川河口付近を眺めるのに、これはなかなかいい資料なので紹介しておきたい。
とくに興味深い時代三点については、地図部分だけを拡大してみた。
室町時代の水郷といっていいような地形や、佃島ができてやがて鎧島(石川島)とくっついていく過程が、よくわかる。
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タグ:月島
いや、この地図は面白いなあ。
実物を見に行くことにします。
これは見てみたい。
by ナツパパ (2011-05-30 20:09)
こんばんは。
昔は江東区役所も海の中って訳ですね(^-^;
東京は埋め立てが進み、元の海岸線はほぼないのでしょうね。
昔の光景をこの目で見てみたかったです。
by ぱぱくま (2011-05-31 00:22)
@見に行かれるのでしたら、車を止めるところがどうかな。わたしは運転しないので、気にしたことがないのですが…。
永代橋と大島川水門を結ぶ道の水門よりに小さな公園がありますから、その辺で路駐できるのかな。
by dendenmushi (2011-06-02 06:15)
@江戸の町が、広範囲な埋め立てでできたということは、ものの本ではいろいろ読んで知っていましたが、その実際のイメージは「深川十万坪」とかいわれても、なかなかつかみにくいですね。
こういうので、つなぎあわせて、やっと「そうか、深川八幡は海のそばにあったんだ」と理解できます。
by dendenmushi (2011-06-02 06:19)