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585 赤礁崎=大飯郡おおい町大島(福井県)塩浜から丸い海釣公園まで行ってはみたが… [岬めぐり]

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 バスの終点は、塩浜の海水浴場があるところで、そこから自動車道路を北へ道を辿ると、オートキャンプ場を経て、その先の赤礁(あかぐり)崎への道は、北側の岩場に点線で描かれている。とても、そのルートを歩く余裕はないので、南側からの遠望にならざるを得ない。ところが、その遠望では、角度があまりよくない。
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 遠望は、蘇洞門めぐりの遊覧船からもできた。岬の端にある島とそこへつながる橋はなんとかわかるが、残念ながら灯台まではよくわからない。
 「にこにこふれあいバス」なのか、あるいは「ふれあいバスにこにこ」なのかわからないが、終点までいっしょに乗ってきた親子連れは、どうやら海岸で遊ぶためにやってきたらしい。カップルが1組だけいて、プライベートビーチにしている塩浜の砂浜は、少しだけ赤味がかって見える。赤礁と関連付けるのは、ちょっと根拠がない。砂浜はだいたいこの程度の砂の色の場所も多い。
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 とにかく、海釣公園の先まで行けば、もう少し近くから、地図でその名がふってある場所が望めるかと期待して、行ってみたのだが、ちょっと無理だった。
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 丸い海釣公園のデッキは、週末にしては少し淋しいくらいの釣り人たちが、糸を垂れたり、その用意に余念がない。みんな、大きなバッグや椅子などまで持参なので、車でやってきたのだろう。前にもどこかで書いた記憶があるが、釣り人に女性が増えたような気がする。それと、ホントに釣り人はどんな出っ張りに出かけて行っても、どこにでもいるというのがふしぎなくらい、その熱心さには敬服する。
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 デッキの下には釣堀もあって、そこは別料金というのが、なにかなんとなくおかしかった。
 あまり興味もないので、調べることもしなかったが、ここに入って釣りをするのに、お金をいくら払うのだろう。
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 岬の方向を見ると、岩場には柵のようなものがあるので、そこには、かろうじて歩けそうな、だが地図にはない道があるようにも見える。
 歩ける道があるのならば、こんなデッキには寄らずに、まっすぐにその道を行けるところまで行けば、赤礁崎の灯台があるところまで、見えたかも知れない。
 後ではそう思ったのが、もう遅い。引返すバスの時間も迫っているので、改めてそのコースへ向かうわけにはいかない。こういうケーもままあるのだが、いささか残念ではあっても、それも是とすることにしている。岬とのさまざまな出会い方・訪問の仕方も、まさに一期一会。
 気ままなぶらぶら旅とはいえ、公共交通機関を使ってコース順に進むという、あらかじめ制約のある計画では、うまくいかないことも含めて、そのありのままがひとつひとつの岬との出会い方だと、悟ったからである。
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 でも、ここまでくるならば、原子力発電所というものも見学してみたいという気持ちもあった。それにはまたそれなりの準備をしてこなければならない。大飯原子力発電所では、PR施設もあるだけでなく、一部構内の見学もできたのだが、残念なことに現在はテロ対策云々で中止になっている。ぜひとも、復活を望みたい。
 原発を迷惑施設にしたり、できるかぎり人目から遠ざけて隔離しようというこれまでの行政や電力会社の姿勢(当人達に言わせればそんなことはないというだろうが、実態はそれ以外ではない)は、転換すべきだと思うのである。
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▼国土地理院 「地理院地図」
35度31分27.54秒 135度40分13.14秒
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dendenmushi.gif北信越地方(2010/06/06 訪問)

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タグ:福井県
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