584 朝倉鼻=大飯郡おおい町大島(福井県)大島半島が最も細くなったくびれにある [岬めぐり]
朝倉鼻は、大島半島の南海岸の中程にある。小浜湾を囲む蟹の左手のハサミを形成している半島は、北東に突き出している。そのほとんどが山ばかり。
この半島だが、まず名前はダテではなく、実際に島だった時期もあったのではないか、と思わせる。高浜町の領分になっているところで、わずかにつながっているが、青戸入江が入江でなく海峡であった、と想像するのは無理がない。
半島は、北寄りの大島地区でくびれていて、そのくびれをつくっている入江の戸口に、朝倉鼻がある。
でこぼこした人工護岸の取り囲む入江が、岬から西寄りに食い込んでいるので、バスが通っている道から数百メートルで、半島の東側に出られるはずである。
もっとも、半島の東側は、高浜町にあたる部分を含めて、すべて断崖絶壁が続いているので、一本だけ細い道が小山を迂回しながら抜けている。地図では、建物も描かれているが、よほど特殊な用のある人しか入らない。そんな雰囲気がある。
したがって、半島で人が暮しているところは、この岬から赤礁(あかぐり)までの狭い海岸沿いだけに限られる。
町の紹介でも、漁業のことはとくにふれていなかったように思うが、漁船の数も多くはない。しかし、海にはいかだのようなものも浮かんでいるので、なにかの養殖はやっているのだろうか。
気分のせいか、漁船よりも目につくのは、高圧電線と鉄塔である。三本の電線路が、半島の山を縦断している。
「おんなじ写真ばかりだね」そう思う人も多いだろう。だが、それは岬を見る目が、まだ浅いからである。…と、そう大見得を切りたいところだが、こちらとて、そんなに違う目をもっているわけではない。ただ、ちょっと角度や方向が違うだけで、ときに微妙に、ときに大きく違って見える岬の表情があることは事実である。
また、同じような写真を何枚も並べてみることで、少しでもその周辺の景色をつかんでおきたいということもある。
これも偏見なのか、バス停までもが普通よりも、そうとう立派に見える。大島の集落の沖合に、ちょこんとあるのは冠者島。
町の主な集落を回る100円均一バスは、青戸の大橋をわたるとすぐ犬見の集落に寄り、あとは一本道をひたすら大島の集落まで走ってきた。本郷の町から乗ってきた乗客の一人だった白い帽子のおばあさんが降りると、こじんまりしたバスの車内は、ほかにはまだ幼い二人のこどもを連れたおかあさんだけが残った。
35度31分7.92秒 135度38分28.08秒
北信越地方(2010/06/06 訪問)
日中関係が冷え込むなかで極秘に細野前幹事長代理が捨て駒の様に中国を訪れたそうだが、今の与党:民主党の議員をはじめ、知的でなく、発想力も国の管理レベルも低い政治家・役人どもが、まるで日本を私物化であるかの様に動かし、ヘマばかりしている日本国家に怒り、辛口トークで記事にしました。いつもの"おもしろ写真"では「沖縄県尖閣諸島沖での中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件画像」「民主党有志73人が緊急声明 っ?はぁ~?民主党有志~っ?」「小沢一郎=汚沢一郎の民主党の醜態」「秋葉原の電気街や池袋の“チャイナタウン”で買い物する中国人の感想」等々を貼ってみたのです。・・(*^_^*)トラックバックをさせて戴きとう思っております。<m(__)m>
by 智太郎 (2010-09-30 10:47)
@智太郎さん、どうもSo-netで使われている「トラックバック」の意味がよく理解できないので、無視しているでんでんむしです。
基本的に、トラックバックというのは、どこかのブログの内容に関連あることを書くときに使うものだと思っておりましたが、そうではない使い方が結構多い。
そりゃおかしいだろうと思って、「この記事に関連した言及があるもの以外は受付けないようにしました。
したがって、当ブログではトラバの表示がされたことがないので、承認をどうのようにするのかも、経験がない…。
尖閣諸島については、当ブログで若干関係あるのは、252平久保崎のみなので、そちらでお試しください。
by dendenmushi (2010-10-02 06:12)