515 地ノ鼻=須崎市浦ノ内福良(高知県)この項は故あってカンタンになります… [岬めぐり]
ものごとの目標の立て方には、いろいろな考え方がある。岬めぐりも、日本全国津々浦々を、どう回るか、シラミつぶしにシャカリキに全部回るか、それにはこだわらず、だいたいでいいからひと回りするかで、だいぶ違う。
でんでんむしの岬めぐりは、後者の方針を採用している。その理由にもまたいろいろあるが、いちばんの理由は“あまりムリをすると楽しくない”ということであり、二番目の理由は、“どうやってみても公共交通機関では行けないところも多い”ということである。
土佐市の白ノ鼻から須崎港までは、曲がりくねった道をまっすぐおおまかにみても、20キロ近くはありそうだ。バスが通っていないこの道も、状況が許せば、このまま自転車で行きたいところだが…。
この日は、早めに宿に戻って、ゆっくりお風呂にも入りたい。それに、延々と続くくねくね道を、登ったり降りたりしながらこの先どこまでも行けないので、適当なところで折り返さなければならない。
帷子崎を少し過ぎた辺りで、遠く地ノ鼻が見えてきた。
うん、今日はここら辺りが、潮時というものだろう。
奥に見える地ノ鼻の手前に、尾根が張り出しているが、その下が観音崎にあたるはずだが、それは手前の山に隠れて見えない。
島のように見えるその山の先も、地続きの岬なのだが、ここには岬崎鼻の名はない。
(2010/03/02記 2010/03/21Vol.2から移転統合)
▼国土地理院 「地理院地図」
33度23分53.58秒 133度24分32.78秒
四国地方(2010/01/21 訪問)
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