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503 洲ノ鼻=湖西市利木(静岡県)浜名湖・浜松…といえばうなぎだったわけですが…? [岬めぐり]

 箱根の芦ノ湖を渡る頃から断続的に続いていた雨が、新幹線がトンネルを抜けたあたりから本格的になっていて、音を立てて窓を洗う。西から接近中の低気圧に突っ込むようにして、浜松へ向かう。
 芦ノ湖のついでに、浜名湖の岬も回ってこようという魂胆である。ここも、もちろん初めてではないのだが、岬めぐりとして書くには、改めて歩いてみる必要がある。
 こういう内陸の…といっても、海とつながっている汽水湖である浜名湖の場合には、この表現はあまりあてはまらないが…湖沼にある岬・崎・鼻も、案外にあるので、無視はできないのだ。
 雨の浜松でいったん降りて、ガード下の漁協直営店でうなぎを食べる。浜松へ来ると、いつもここでいただくことにしている。駅前の観光客で賑わうひつまぶしの店もいいのだが、ひとりでは気軽なのがいちばんなのだ。ひさしぶりに来て見ると、周辺が再開発されたのか、小奇麗にはなっているが、うなぎ屋の隣が吉牛という、妙なテナント配置になっている。
 浜松といえばうなぎ。そういう知識は、実際に東海道線を行き交う電車の窓から、延々と続く養鰻池に、ところどころで畔の水車が回り、噴水のように水が舞っていたあの光景を見ることで、確かなものに裏打ちされていた。
 ところが、今ではどうだろう。新幹線から眺められる養鰻池は、ほとんど全部埋立てられてみごとにその姿を消している。
 浜松のうなぎは、どこにいるのだろう。
 東海道線に乗り換えて、浜名湖を鉄橋で渡り、新居町を過ぎ、鷲津で降りる。関所つながりで新居町で降りてもよかったのだが、鷲津にしたのは、宿泊施設の関係である。
 比較的新しいビジネスホテルができているので、どんなところかと行ってみると、これがいかにも“マンションのつもりで建ててみたけど、気が変わってビジネスホテルにしてみました”というもので、駅はずれの住宅街の中にある。
 設備は新しいし、センスも悪くない。無料の朝食バイキングも、無料にしては充実している。古い観光地であった弁天島周辺にはホテルや旅館もあるが、ここから豊橋までの湖西地域をカバーするビジネスホテルのニーズも、小さくはないと見込んだのは、正解だったのかもしれない。
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 翌日は雨も上がって、快晴となった。鷲津から一駅西の新所原まで行き、そこから天竜浜名湖鉄道に乗り換える。一両編成の電車に乗り換えるとき、そのホームから公園の広場にたくさんの中学生らが集っているのが見えた。この日は土曜日で学校は休みのはずだ。それがなんのためなのか、このときにはまだわからなかった。
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 新所原からは、三駅先の駅が知波田である。知波田の駅は医院の建物を兼ねている。この線では、こういうケースが多い。そこから少し歩くと、松見ヶ浦という名のついた入江が見えてくる。
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 洲ノ鼻は、この入江の口を、巾着のように絞っている岬である。
 浜名湖は、広い汽水域の恵みを受ける漁業もあるが、マリンレジャーの施設も至るところにある。この松見ヶ浦もそのひとつらしく、マリーナや別荘のような建物が湖畔に並ぶ。
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 入江の南側には、宇津山という標高50メートルほどの小山をもった出っ張りがあり、その先端は正太寺鼻であるが、そこへ行く道は途中で消えている。出っ張りの付け根一帯に入出という地名がついているのは、なんとなく出船入船を連想させるが、それは思い込みに過ぎないのであろう。
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 入出の北側、松見ヶ浦に面しては、特別大きなマリーナがあり、たくさんのヨットが係留されている。ここは公共マリーナだという。
 洲ノ鼻のはるか(といっても実際には2キロちょっとくらい)に、赤いアーチ橋が見える。これは猪鼻湖の出入口にあたる新瀬戸橋である。
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(2010/02/06記 2010/03/21Vol.2から移転統合)

▼国土地理院 「地理院地図」
34度45分37.27秒 137度31分54.37秒
sunohanaM.gif
dendenmushi.gif東海地方(2009/12/05 訪問)

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タグ:静岡県
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