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370 田曽岬=度会郡南伊勢町田曽浦(三重県)この先は名にし負う熊野灘で岬めぐりの難所 [岬めぐり]

 浜島町までは志摩市のうちで、田曽岬のあるところは度会郡南伊勢町になる。英虞湾もここで終わり、いよいよここから先、西へ広がる海は名にし負う熊野灘となる。
 そして、田曽岬は、それを告げる岬である。
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 御座の港を出た船は、一路北上して英虞湾の入口を横断し、浜島の南端にある矢取島を横に見ながら左に回り込んで船着き場に到着する。この、矢取島の付近から西には、直線で7キロ先の田曽岬のシルエットを望む。
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 実は、ここまでバスで、そして歩いてきた260号線は、この連絡船が繋いでいて、矢取島を回って浜島港に着いたところからまた先へ続いているのだ。
 豊後水道でも国道フェリーというのがあったが、ここは車を運べるような大きな船があるわけではないのに、国道が海を越えて繋がっている。
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 バス乗場が船着き場とはかなり離れているので、確認のため船長(ひとりでもセン長とはコレイカニなのか?やっぱり)に聞くと、丁寧に角のすし店の名前を目印を教えてくれた。ありがとう。ちゃんとわかりました。
 そうして、ふたたびバスで260号線の続きを西へ走り、田曽岬を目指したということになる。
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 浜島町も黒崎の辺りまでは、まだリゾートホテルなどもあるが、磯笛トンネルを抜け、南張海浜公園を過ぎると、バスは260号線から田曽浦集落の間を走る道に入る。ここは、岬のある100メートルに満たない山のこぶがいくつか連なり、それを風よけのようにして山と山の間に広がる町である。
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 バス停から一段高くなった堤防を兼ねる道を越えると、すぐ目の前に漁港の光景が広がり、かつおの水揚げ日本一を誇る大きな看板が飛び込んでくるる。
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 そこからさらに、南へ回り込んでいくと、比較的新しい造成地が、まだ使用目的も決まらないままのように広がっている。そこを抜けて長い防波堤の上に出ると、丸い山がいきなり海に落ち込んでいる田曽岬の印象的な姿を見ることができる。

▼国土地理院 「地理院地図」
34度17分7.73秒 136度41分22.32秒
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dendenmushi.gif東海地方(2008/11/21 訪問)

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タグ:三重県
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