254 トムル崎・安良崎・石崎＝石垣市字伊原間（沖縄県）半島を振り返りつつ遠ざかる

　来た道を戻ってくると、明石食堂のあるくびれて狭くなった平地を、少しだけ見渡せる高い場所にでたので、ここでトムル崎の写真を撮っておく。

　浦崎から南、ウシさん領域の半島の東海岸には、石崎、安良崎、そしてトムル崎といった岬があるのだが、そこへは道がないので入れない。無理をすれば何か方法はあるのだろうが、無理をする必要もないので、こうして、遠望するだけにしておこう。


　ペール（英語では【pail】バケツとか円筒型容器の呼び名）というこの白い大きなビニール袋でくるまれた塊の中身は、ウシさんたちの備蓄食料になる。今はこれも機械で刈取りと梱包が一度にできてしまうらしい。
　伊原間の南、玉取崎の近くから北の方向を振り返って見ると、トムル崎と安良崎、石崎が連なって見える。いちばん右の端に飛び出しているのが石崎のはずなのだが…。

　そうそう。そういえば「249」で書いた紳助の喫茶店（ほんとうは距離的には250の北の崎のほうが近いのだが）の名は「TOMURU」という。つまり、同じ伊原間にある岬の名からつけたものである。だが、別にその店からトムル崎が見えるわけではないし、位置的にははんな岳をはさんだ反対側になるはずだが、そこにどんないわくがあるのかないのか、それは知らない。（「1088 トムル崎」でフォローしました。）

「1087 安良崎＝石垣市平久保（沖縄県）現在は延々8キロにわたって住む人の気配がないこの地域にも“安良村”という村もあった」の項　参照。

「1086 岩崎＝石垣市平久保（沖縄県）平久保半島の東側は道もないのでなかなか行けそうにないが…の項　参照。

▼国土地理院　「地理院地図」
24度31分54.55秒 124度18分32.15秒　24度33分37.28秒 124度19分22.36秒　24度35分14.65秒 124度20分23.69秒

沖縄地方（2008/03/05　再訪）

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