253 浦崎=石垣市字平久保(沖縄県)半島の東側はもうウシさんの領域です [岬めぐり]
灯台のある平久保崎から、目を右側、つまり東に転じると、そこに長々と伸びた海岸線と、その先端の岬がきれいに見えている。これが浦崎である。丸く広がる水平線は太平洋で、この左手の先には多良間や宮古の島があるはずなのだが、それは見えない。
道を東にとって進むと、平野という小さな集落に行き当たり、そこで道は終わってしまうので、そこから先へは進むことができない。
そこから先は、伊原間までの半島の東海岸は、安良岳・久宇良岳の山の傾斜地がすべて放牧地になっている。明石の集落の開けたところを除いて、 その南のはんな岳の東斜面もほとんどが放牧地ないしは牧草地なので、ここら一帯はもうウシさんの領域なのだ。
浦崎もその領域の中にあり、そのせいで人工物の何一つ見当たらない(放牧地も人の手が入っているから人工物だという屁理屈を言えば別だが)自然の岬そのままの景観を保っている。その意味では、めずらしいとは言わないまでも比較的数少ない岬のひとつに挙げられるだろう。
このさらに南にある岩崎のほうがわずかに東よりだが、この二つの岬が石垣島の最東端を形成している。歩いていけば、そこまで行けるのかも知れないが、今回はレンタカーを頼んでの一日一周の企画なので、平野でぐるっと回って折り返し、来た道を引き返す。
▼国土地理院 「地理院地図」
24度36分16.28秒 124度20分21.10秒
沖縄地方(2008/03/05 再訪)
道を東にとって進むと、平野という小さな集落に行き当たり、そこで道は終わってしまうので、そこから先へは進むことができない。
そこから先は、伊原間までの半島の東海岸は、安良岳・久宇良岳の山の傾斜地がすべて放牧地になっている。明石の集落の開けたところを除いて、 その南のはんな岳の東斜面もほとんどが放牧地ないしは牧草地なので、ここら一帯はもうウシさんの領域なのだ。
浦崎もその領域の中にあり、そのせいで人工物の何一つ見当たらない(放牧地も人の手が入っているから人工物だという屁理屈を言えば別だが)自然の岬そのままの景観を保っている。その意味では、めずらしいとは言わないまでも比較的数少ない岬のひとつに挙げられるだろう。
このさらに南にある岩崎のほうがわずかに東よりだが、この二つの岬が石垣島の最東端を形成している。歩いていけば、そこまで行けるのかも知れないが、今回はレンタカーを頼んでの一日一周の企画なので、平野でぐるっと回って折り返し、来た道を引き返す。
▼国土地理院 「地理院地図」
24度36分16.28秒 124度20分21.10秒
沖縄地方(2008/03/05 再訪)
タグ:沖縄県
前回ともども、さすがに内地とは異質の絶景ですね。それにしても最北端とか最南端とか、ほんとに端っこがお好きなこと。これも岬めぐりの宿業でしょうな。拙者も竜飛崎や東北本線線路の末端まで行ったことを誇らしく思い出しています。
by knaito57 (2008-04-30 16:05)
@こうして石垣島をめぐっていると、さほどには思わないのですが、いわれてみると確かに、内地とは違う「絶景」といえるのかもしれませんね。
人工物が少ないということと、もうひとつはやはりサンゴ礁のリーフですよ。これは内地の海にはないからね。
端っことか隅っことか、好きなんですよ。これはもう、昔から、こどものころからそうでしたねえ。
by dendenmushi (2008-05-02 07:24)