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239 鎧崎=南あわじ市阿那賀(兵庫県)地図でイメージしたのとは違う場所 [岬めぐり]

 淡路島南ICのところから海峡を望むと、徳島県側の思崎の手前に小さな島が見える。沖の島というこの小島は、「伊毘」の集落と港のシンボルのようにも見える。
 西海岸の由良には「小佐毘」という地名もあった。「毘」といえば長尾景虎だが、もちろんそれとは関係があるまい。だが、この文字はそう地名でよく使われる文字のようにも思われない。伊毘というのは小字で、地名は隣の…とはいっても1キロ以上離れている阿那賀と同じになっている。ここは、ほんとうに小さな集落で、何戸かの家々が肩を寄せ合っているだけで、なにもない。それにしては、港は広く大きいが、埋め立てられた岸壁の回りには空き地が広がっているだけだった。
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 鎧崎という岬は、その阿那賀の入江の北側に、丸く出っ張っていて、その姿は伊毘の港からよく見える。ここにも道はないが途中まではリゾート施設らしい赤い屋根に白い壁の建物群が、いくつも建っている。
 「リゾート」というのは、不便な場所であっても成り立つ、数少ないビジネスのひとつなのであろうか。
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 地図で想像していたのとは、大いに違うなという場所も時々あって、このあたりもそうだった。それは、地図の読み込みが不足していた(ネットマップだけに頼りすぎた)ことにも原因はある。今回は、計画が充分でなく、ここから北上して島の西海岸を辿るバスがあるのかと思えば、それもない。雁子岬や仏崎などは、また別の機会に譲らなければならない。
 どこかで一休みできる場所とか、歩き回るところもあるかと、ここまではきてみたものの、風も強く、とてもそういう場所でもない。これから先はどうしようもなく、ここでは時間を潰す術もない。鎧崎を見ただけで満足して、坂道を登って南ICまで引き返す。
 この時間は1時間に1本の神戸・大阪行きの高速バスがある。というか、それに乗るしか帰る方法がない。予定を早めて、ひとつ前のバスに乗って戻ることにする。
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▼国土地理院 「地理院地図」
34度16分19.54秒 134度39分37.71秒
239よろいざき-39.jpg
dendenmushi.gif近畿地方(2008/02/10 訪問)

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タグ:兵庫県
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