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234 押登岬=南あわじ市阿万吹上町(兵庫県)岬にも表と裏の顔 [岬めぐり]

 今度の淡路島も計画に迷った。というより、会議のついでに足を延ばしただけという動機の不純さからか、なんとなく充分な調査をしないままに来てしまった。その結果、コースもバスの時刻も、行けばなんとかなるだろうといういい加減さのままとなっていた。そんなに山奥の田舎というわけではないのだから、どう転んだところでたいしたことはあるまいと、たかをくくっていた。それが間違いだった。やはり、いつものように、岬めぐりの計画は細かく調べてプランを練るべきであった。
 最初の齟齬は、会議場から一行と別れて南淡路へ向かうところから始まった。神戸からは徳島までの高速バスも出ているので、これに乗ればその名も“神戸淡路鳴門自動車道”〔ただ並べただけやな)を通って、一気に淡路島を縦断し、南淡路のホテルまで行けるではないか。そうのんきに考えていたのだが、そのバスは島のインターは降車専用で、乗ることができないという。
 おやおや、そうですかい。それじゃあ、しかたがないので路線バスを待って…。海岸にそう28号線を下って洲本まで行き、そこでまたバスを乗り換えて今度は島の中の道〔同じく28号線)を福良まで行き、そこからタクシーで南淡路ロイヤルホテルに入った。
 この間、2時間と20分ちょっと。距離にして50キロはある。やっぱり淡路島は大きい。
 ホテルに着いたときは、まだ明るさが少し残っていたので、部屋からも押登岬の姿が見える。前に来たときには、確かなかったのではないかと思われる大きな建物が、岬の上にのっかっている。これもホテルらしい。
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 でんでんむしが会員になっているここのホテルも二度目だが、その会員の特典よりも、所属している健保組合と提携しているので、その料金の方がおトクということになっている。ここではもっぱら健保組合員。
 ものごとには、すべて表裏がある。セコイ考え方だが、こういう場合、一般の客と料理とか違いがあるのだろうか? これも、いまだに解けないナゾのひとつである。
 今回は、ここに2泊するので、今夜はフランス料理だな。それだと浴衣でぞろぞろというわけにはいかないので、服を着替える前に先に食事にしたほうがいい。では、時間までラウンジでサービスのコーヒーでもいただきながら…。ところが、このコーヒーがまずい! まったく、この頃ではどこでもまともな普通のコーヒーになかなかありつけない。これは、世の中の由々しき後退ではないのか。
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 だんだん暮れてきたばかりではなく、お天気がどうもよくない。今にも降り出しそうな雰囲気になってきた。
 どちらが表でどちらが裏なのかはわからないが、岬にも表裏がある。ホテルの方から見た押登岬は、翌日、また反対の南側の海岸から見ると、こんな岬である。
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▼国土地理院 「地理院地図」
34度13分19.12秒 134度42分0.43秒
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dendenmushi.gif近畿地方(2008/02/08 再訪

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タグ:兵庫県
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