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061 宗谷岬=稚内市宗谷岬(北海道)日本最北端最果てに果てしなき [岬めぐり]

 樺太や千島のことは知らないが、南極に越冬隊を運ぶ船に「宗谷」という名前がつくずっと以前から、そこが日本の最北端であるという知識はあった。だが、それを認識するには、やはりその地に立ってみるのがいちばんだ。そう思いながらも、宗谷岬ははるかに遠かった。わざわざでなければ、こんなところに用事やついでがあるわけもない。

 わざわざこの最北端の岬を訪ねてきたのだから、せっかくならできるだけ歩いてそこに到達してみたい。岬の手前6キロくらいの、宗谷小学校と中学校があるあたりでバスを降り、そこから238号線をてくてくと歩いた。
 北緯30度を切っているので、さすがに太陽の光も弱々しく、午後もまだ早いのに低く遠慮がちにうつむいている。途中、廃屋のようなものを除けばほとんど人家や人の気配もなく、ただ冷たい色の海が広がり、大きな図体をしたウミネコ?がいるだけだ。それでも、道路はあるのだから、ときどき車は通る。やっぱりちゃんと歩道を歩かないと危ないです。

 ここも稚内市内なのだが、岬のある海岸沿いは、「宗谷岬」という地名になっている。これもめずらしいのではないか。いかにも、最北端のここだけはほかとは違いまっせ、と主張しているようだが、道路沿いに十数軒の建物が連なるだけの寒村の風情。民宿やカニ売店など、観光客相手の生業を営むものばかりなのだろう。それは、港を抱える集落につながる。ここから238号線は南下していくのだが、さらに先の大岬というとこらへんまで歩いてみた。いけどもいけども果てしがない。

 世界地図にその名がつけられている唯一の日本人である間宮林蔵の銅像は、宗谷岬の最北端の碑の横に立っている。だが、実際に彼が樺太探検に乗り出した船出の地は、稚内から行くと岬のずっと手前にある。道路と海にはさまれたわずかな平地に、二つの石碑と看板があるだけだが、銅像も本来ならここにあるべきなのだ。しかし、ここでは誰も見てくれる人がいないというので、岬のほうにおいたのだろう。
 樺太は、常に見えているわけではない。変わりやすい天気のわずかなすき間に、くっきりと見えるとき、それが意外に近い。必ずしも、ここが最果てというわけではないのだ。間宮林蔵が、船を出す気になった一番の動機、彼を突き動かしたのは、役目のほかに何があったのだろうか。
 みぞれ交じりの冷たい雨がさっと降ってさっと上がる、そんなこと繰り返すなかを、岬を見下ろす高台に登る。灯台もあったはずなのに、その写真がない。
 まだ、大掃除は完全に終わってはいないのではあるが…。

 相変わらずSo-netが挙動不審で、白いページが出たり、にっちもさっちもいかなくなって、ここまでアップするのに何度もやり直して大変な手間を要した。これじゃ、どうしょうもないです。

▼国土地理院 「地理院地図」
45度31分22.01秒 141度56分11.61秒
61そうやみさき-61.jpg
dendenmushi.gif北海道地方(1995/03 訪問)

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タグ:北海道
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