038 御崎=美方郡香美町香住区余部(兵庫県)この付近も改めてちゃんと行かなければな.. [岬めぐり]
「なんだ、灯台まで行ってねえんじゃねえの」まじめな灯台めぐりの人からは、ブーイングが飛んできそうな、昨日の佐田岬であった。いいのいいの。でんでんむし的岬めぐりでは、こういうのもありなんです。別に灯台に昇らなくても、岬の先端の岩の上に立たなくても、その岬の周辺まで行けばOKです、という場合もありうるのだ。
弁解が多いのは、今日のこの香住などは、ほとんどここを通ったことがあるということを、記録に残すためにあげてあるだけだから、そのフォローなのだ。
てっちゃんではないので、餘部鉄橋も取り壊される前にどうしても写真を撮っておきたいということもない。ほおー、ここがそうかあー、と相応の感慨を抱きつつ、それでも走る列車からカメラを向ける。
と、そこにもちゃーんと岬が写っていた。餘部の入江の東側の岬にはMapionでは名前がない。入江の西の岬は、見えているところの先を回れば「御崎」という地名があるので、ここではいちおうその名前でノミネートしておきたい。
というわけで、これもムリヤリ組だが、それもこの但馬海岸にはいくつもの岬があり、なかでも気になるのが豊岡市の「猫崎」で、こういう岬もまたいずれ訪れてみたいということで、備忘的にこれをあげておきたい。
このときは、鳥取(初めての砂丘)から湯村温泉(夢千代日記)、香住の大乗寺(円山応挙の襖絵を見に行った)から城崎(志賀直哉)へと回った。海岸も通るのに冬の寒いときでもあり、岬には縁がなかったが、車窓からとはいえこの餘部の岬は印象が深く、ぜひとも入れておきたかった。
▼国土地理院 「地理院地図」
35度39分29.53秒 134度33分6.92秒
近畿・中国地方(1999/02訪問)
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