018 大戸瀬崎=西津軽郡深浦町大字北金ケ沢(青森県)五能線「リゾートしらかみ」が停車中に降りて千畳敷に遊ぶ [岬めぐり]
これが話題の五能線かあ。ここには初めてやってきた。地図で見ると、青森県の西海岸、岩木山の北西側にぴょんと飛び出たところがあるが、ここが大戸瀬崎である。というより千畳敷の通称のほうが通りがいい。五能線の無人駅の名前も「千畳敷」という。
昔、津軽の殿さんがここに畳を敷いて宴会をしたというのだ。実際に千疊あったかどうかは知らないが、確かに広い岩場が、はるかの海までつながっている。こういう岬は、めずらしい。
だいたいにおいて日本海の海岸線に沿って走る五能線だが、ここでは101号線の道路を一本へだてて、すぐがもうこの海岸となる。マイカーの傍若無人ぶりは、ここでも遺憾なく発揮されていて、岩場の中まで乗り入れて駐車場になっている。
岩の間に波打つ溝も深く、そんなに磯遊びに適したところというわけではないが、五能線では白神山地と並ぶ?有名な観光スポットであるらしく、「リゾートしらかみ」が停車すると、ぞろぞろとたくさんの人が降りてきて、岩場に散らばっていく。
しばらくすると電車が「ピーポー!」と汽笛(電車でもこれでいいのだろうか。警笛では違うようだし)を二度鳴らす。すると、追い立てられるようにしてまたぞろぞろと戻ってきた羊の群れを収容した電車も出ていくと、再び人影のない静かな岩場に戻った。
▼国土地理院 「地理院地図」
40度46分7.54秒 140度3分22.90秒
東北地方(2006/08/09 訪問)
タグ:青森県
2006-11-02 08:54
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